誰もしらない世界
その頃、れいかは杉浦のマンションにいた。
杉浦のマンションの玄関に入り、れいかは嬉しそうに声をだす。

れいか(あー、れいか嬉しい。またここに戻ってこれたんだね。あれもこれも全部私のものだったから嬉しいわぁ。杉浦さんのこと信じてよかったわぁ!)

そう言い、嬉しそうにれいかはソファーへ座り、杉浦に話しかける。

れいか(あ、そうそう。私ね、今の店買い取りたいんよ。あの女なんかに、ポジションとられるなんか考えられないわぁ。ねぇ、杉浦さんれいかにあの店買ってくれない?そしたら邪魔もされないし大事な客がいなくなった恨みもはらせるわぁ♪)

そうれいかは杉浦に話をもちかける。
杉浦はキッチンでタバコをふかしている。

返事をしない杉浦の後ろにれいかは近寄り腰に手をまわす。

れいか(ねぇ、おねがーい杉浦さん!杉浦さんほどの力あったらなんでもできるでしょ!女のかわいいわがまま聞いて♪)

そう言い、れいかは杉浦にベタベタする。
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