誰もしらない世界
一方、歩は杉浦が来店していない店内で藤田の接客に珍しく長くついていた。

藤田(歩さんがこんなに席に長くついてくれるって珍しいね。)

歩(まぁ、ね。ちょっと色々あって…最近調子悪いの。)

歩は突然杉浦が指名がえしたことに動揺を隠せないでいた。

藤田(なんかあったの…?)

歩(実は…)

そう言い、杉浦の事を藤田に軽く話す。
藤田(そうなんだ…)

藤田は杉浦と歩が深い関係であることを話してくれた歩に少し親近感を覚えた。
藤田(俺にできることがあればやるよ)

歩(ありがとうございます。)
そう歩はにっこり笑った。
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