星使いの少女

「…我の魔力を用いて彼を守れ。」



あたしの見えない魔力が勝利を守る様に結界を作った。



「神崎っ!」



「…あたしは強いから。だから見てて。」



コイツはあたしの心を惑わせた。



普通の悪魔にはできないことをしてみせた。



…ということは中級クラスよりもずっと上の悪魔ということになる。



さて、どうするかな…



上級悪魔はただの光では消滅しない。



ークッ…まぁいい…。オマエの魂を頂くとしよう。クックックックッ…



「あたしはアンタに喰われる気なんざ1ミリたりともないですけどね?」


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