桜咲く頃また君に会えたなら


「これは何?」


「私の実家は魔女の家系でしてこの薬は人間に変われるものです」


「なぜ私にこれを?」


「女王様とレンギョウ様が話されているのを聞いてしまったんです」


「………」


「姫様は人間界で暮らしたいのですよね?」


「………」


「姫様の役に立てると思い持ってきました」


「ありがとうでも私には必要ありません」


「え?」


「時間に間に合うよう探し終わらせるつもりだから」


「そ…そうですか…ならば必要な時がもしくればつかってください」


「こないように願っておくわ」

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