桜咲く頃また君に会えたなら


また朝がやってくる何時もと変わらないが少しずつ風景は変わっていく


私も少しずつ変わってゆく


この大好きな桜通りももう少しで散ってしまう


今日も翔君に会えなかった


最近翔君を通学路で見かけない嫌われちゃったのかな…


「桜ちゃんおはようございます」


明里は丁寧にお辞儀すると少し微笑んだ最近笑うように心がけているらしい


「明里ちゃんおはよう」


「もうすぐ桜散ってしまいますね」


明里が寂しそうに桜の木を見つめていた


「桜ちゃんは今年お花見しましたの」


「清藤さんのお家で!!凄く綺麗だったよ」


「清藤さんのお家の桜は八重桜ですよね」


「たしかカンザンって言うんだよね?」


「あら桜さんよく知っているのね」


「「清藤さんおはようございます」」


「おはようカンザンはソメイヨシノより開花時期が遅いからこの道の桜が散る頃に満開になるのよ…そうよ!!またお花見しましょう今度は明里さんもいらっしゃって」


「はい…お招きありがとうございますぜひ伺いたいです」


「清藤さん明里ちゃん私のクラス1階なのでお先に失礼します」


桜は二人にそう言うと小走りで教室へ向かった

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