桜咲く頃また君に会えたなら


「お母様…」


「どうしたの?ローズ」


「お母様私思い出しました自分の本当の名も人間界も好きな人も…私人間界に行きます」


きっとお母様は人間に恋するなんて人間界には行っては行けないと言われると思ったが怒られなかった


「あの時記憶を封印するのがとてもつらかった私は貴方と同じようなことをしているから……ついてきなさい」


「はい…」


同じ事って何だろう…


とにかくお母様の後をついて行くと大きな門の前に着いた


「ここは?」


「閻魔国よ」


閻魔国って死者を地獄や天国に送り届ける国だよね…


するとどこからか男が現れた


「お待ちしておりました我が主がお待ちしております」


「いつ来てもお見通しってわけね…分かったわありがとう」


男に案内され大きな扉の前に着いた


するとゆっくりと扉が開いた


「久しぶりだな百合、桜」


私の名前知っているの?この人はいったい…


「久しぶりトゥルス」


「お母様の知り合いですか?」


「えぇ貴方が人間界に行く前に言っておきたかったの」


「我の名はトゥルス閻魔王そしてお前の父だ」

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