彼は、魔法使い
「Okっす」

「じゃ、始めるぞ」


來都の言葉を聞き、直樹さんが開始の合図を出す。


「倒します」


一応あたしにも断りを入れてから、椅子を倒した。


顔には、ガーゼを掛けられる。


これで、あたしの視界はシャットダウンされた。


シャットダウンって言っても、別に真っ暗ってわけじゃない。


あぁ、眠くなって来たかも、、、


時折聞こえる來都の声も、心地よく聞こえる。


寝落ち直前に、椅子を起こされた。


「お前、人のテスト中に寝るなよ」


來都の言葉に、苦笑いをする。


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