彼は、魔法使い
「イチカ?どういう、髪型にしたい?」

「、、、戻りたい。前の髪型に」


あたしの質問に、イチカを消え入りそうな声で言う。


「ごめん。今の、、、イチカの髪じゃ、無理だよ」


あたしは、申し訳なさそうに言う。


それに、悔しそうに下唇を噛む。


「切らなきゃ、、、ダメ?」


あたしは、イチカの髪に手を伸ばす。


チリチリに痛んだ髪たち。


サラサラだって、あの頃の面影もないほど痛んでる。


「今のイチカの髪だと、切った方が良い」


イチカの髪の長さは、スーパーロング。


せめて、セミロング、、、


欲を言えば、ショートまでは切りたい。

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