彼は、魔法使い
「怒らせんなよ、伊織」


なんて、來都が伊織に向って言う。


お前にも言ってんだよ、來都!


「芹香、さん」

「うん?」


あたしは、イチカの言葉に耳を傾ける。


「会わせて、、、会わせてください。前よりも輝ける、あたしに」


あたしはイチカの頭をポンポンっと、撫でる。


「もちろん。誰よりも輝ける、イチカにする」


あたしは安心させるような笑みを溢し、腰にシーザーケースを巻く。


「イチカ。全部、あたしに任せてくれない?」

「、、、はい」


そして、あたしはハサミを握った。

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