彼は、魔法使い
中途半端なことは、したくない。


あたしは始めから、バッサリとハサミを入れた。


パサッと音を立てて、床に髪が落ちる。


スーパーロングだった髪が、肩より短くなる。


それでも、迷うことなくハサミを入れる。


長かった前髪たちも眉上と、姿を変えた。


カットを終え、次はカラーを入れていく。


毛先だけにブリーチを居れ、グラデーションを作った。


そしてシャンプーをし、ブローを始める。


イチカの髪質やまだ残っているパーマを上手く使い、仕上げてく。


最後に軽くワックスを使って、遊ばせて完成。


あたしは後ろの髪型も見せるために、鏡を手に取る。


「新しい、イチカの完成」


そう言い、後ろの髪型を映す。

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