彼は、魔法使い
「「「お疲れ~」」」


お店の後片付けが終わり、みんなで「Dolls」を出て、今は居酒屋へと場所を移した。


居酒屋に入るなり、みんな慣れたように注文をする。


、、、料理頼み過ぎじゃない?


みんなで来たからって、この量は、、、


、、、食べきれるのだろうか?


テーブルに運ばれてくる料理を見ながら、そんなことを思う。


「芹香ちゃん、食べて」


隣に座っている瑞穂さんが、小皿に料理を取ってくれる。


「すいません」

「もう、敬語やめてよ~」


いや、、、


でも、瑞穂さんはあたしよりも年上だし。


まぁ、年上と言っても、1つしか変わらないが、、、

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