碧空に、華。


・・・・・貴方が命をかけて守ってきたモノを。


貴方の信念の塊を、心を殺して導いたモノを。



「俺が――――」



俺が、光を、吹き消すのですか、副長。


震える拳を後ろに隠し、一つ小さく息をつく。



「分かりました。副長の命とあらば」


「ありがとな、相馬」



そしてまた――――副長は、艶やかに、柔らかく微笑んだ。


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