碧空に、華。
冷たいものが腹部に入り、同時に熱い、気が遠くなる痛みが走る。
涙が滲み、口から悲鳴が漏れそうになる。
「・・・・・副、長――――」
少し開いた襖から、外の碧い空が見えた。
傍に置いた新撰組の羽織に、自分の血が飛び散る。
・・・・・華に、見えた。
流れる川に飲まれるように翻弄される、一輪の華。
――――これが、新撰組の生き様――――
「今日も、空、が・・・・・碧いです」
ぐらりと体が傾く中、薄れ行く意識の中――――
そっと、口元に笑みが浮かんだ。