浅葱色に射す一筋の光





  翔「今から2年後の慶応二年1月22日に

   薩長同盟が組まれる…それに新選組は

   便乗したら?近藤さんはそれまでに
 
  薩摩と仲良くなっておく…軍事について

 勉強させて頂きたい…とかなんとか言ってね。

  で、私はそれまでに坂本さんと

   仲良くなる。どうだっっっ!!!」


  土方「……………………………………

   お前にしては良い案だな……

   薩長同盟が組まれたら坂本龍馬の警護」


  翔「良いね!良いね!テンション上がってきた!!!」


     土方「てんしょん?」


   翔「ん~~~~~………士気?」


  土方「ふふふ…そんな笑ってるお前…  

      久々に見た」 ナデナデ


  翔「……………………………………。

       っっっ!!!」


     土方「どうした?」


  翔「史実では…そろそろ平助が

  伊東甲子太郎の勧誘に江戸へ向かう…」


  土方「……………………………………。

     尊王攘夷になるんだ………

     別に良いんじゃねぇか?」


  翔「伊東甲子太郎は

    山南さんの上を行く文武両道…

   山南さんの居場所がっっっ!!!」


     土方「っっっ!!!」


   翔「その話…もう出てる?」


  土方「あぁ…30日に平助が江戸へ…」


  翔「参謀に置かれたらやっぱり山南さんはっっっ!!!」


  土方「…でも伊東甲子太郎は…

     文武両道なんだろ!

    新選組には必要なんじゃねぇ?」


  翔「隊士の数が増えて………

    屯所移転の話が出て、

    西本願寺への移転を考えてる

   近藤さんに対し、山南さんが大反対。
 
    伊東甲子太郎も西本願寺移転に

    賛成したことにより…山南脱走…」



  土方「……………………………………」


   翔「……………………………………」



      土方「中止だ…」




      スパンッッッ!!!




    土方は近藤さんに掛け合い、


  伊東甲子太郎の勧誘は無効となった…


   

   

  
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