浅葱色に射す一筋の光
それからは大忙し!!!
私のためにスミマセン…引っ越しの準備が
急ピッチで進んだ
山南さんや左之の様に近くに家族がいる人は
説得も+されるから大変………
屯所は歳に任せて私や優衣は山南宅や
原田家の片付けを手伝いに行った
3週間で引っ越しの準備をし
一週間はお礼周りに勤しんだ
八木邸…前川邸…呉服屋さん…甘味処、
お蕎麦屋さん…近所の子供達…
散々隊士が御世話になったお医者さん…
もう涙涙のお別れだった
街人「始めの頃は…」とか
街人「大変だった…」とか
街人「厄介者がいなくなる」とか
言われたけど
最後には皆「ありがとう」と
言ってくれた
凄く嬉しかった 涙チョモレました
私の大事な仲間が……
家族が……
認められたことが嬉しかった
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京は私の第二の故郷
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引っ越し当日。総司と優衣はゼファーに乗って
誰も通らない道を走るため
遠回りしながら江戸へ向かった……
私達も荷車を押しながら徒歩…
私の体調を考慮して、若い隊士は荷車担当
近藤、武田、谷を先頭に先に行き
子供がいる隊士、幹部は少しの荷車と
子供達を乗せる荷車を順番に押しながら
ゆっくり江戸に向かった
総司達は4日…近藤達は一週間
優輝菜達は10日後に江戸に着いた。
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子供達 優「わぁ~~~~~!!!」
屯所じゃないよね…デカすぎるでしょ!!
幹部には今で言うテラスハウスの様な家が
与えられ、隣には独身寮、家族寮…
隊士専用の家
大浴場 道場 沢山の厠 大広間
土・優輝「マジかっっっ!!!」
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それぞれ、家に入り、片付けが始まった
優輝菜「階段付き~~~~~~~!
お風呂もある!!!台所もっっ!!」
2LDK位ある広い家…アレンジが楽しみ!
家具も大体揃っていた
優輝菜「土方ってさぁ……
日曜大工とかって出来る?」
土方「まぁ…人並みに……」
優輝菜「休みの日には宜しく
お願いしますね……父上様!!!」
土方「あぁ。任しとけっ!!!」
優輝菜「じゃ、産まれる前に
完璧に済ませなきゃ!!!」
土方「あんま無理すんなよ?」
優輝菜「了解!!!」
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