真夜中の魔法使い



ナツキさんはさっそく次の日から来てくれることになった。



平日は毎日のように学校に行って研究室にこもっているお兄ちゃんと違い、教員を目指すナツキさんは、学外での実習が義務付けられているという。



いくらお兄ちゃんの幼なじみとはいえ、私のために時間を割いてもらうのは申し訳ない気がしていたが、ナツキさんにとってもプラスになるのなら嬉しい。



賑やかなナツキさんと過ごすのは楽しそうだし。



そして何より、この国の社会のこと、貴族のこと。


本では知り得なかったことを学べるんだ。


少しでも、アキの家に関する手がかりが掴めたら・・




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