真夜中の魔法使い




「大丈夫。俺の課題は今まで通りだ。」



「あたしは座学を補うから。歴史とか、政治とか。」



お兄ちゃんに続けてナツキさんも補足をしてくれる。




「あ、なるほど。
よろしくお願いします!」



先走って不安になってしまったことが照れ臭くて、慌てて挨拶をする。




「本当にかわいいなあ〜妹にしちゃいたい!」



「誘拐対策の呪文をかけておくか・・」




「ハハッお兄ちゃん、冗談でしょう。」



ナツキさんの冗談に対して真剣に考え込むお兄ちゃんがおかしくて、今までの緊張が一気に解けてしまった。



< 138 / 267 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop