真夜中の魔法使い
ミユウは翌日から早速飾り付けの準備に取り掛かった。
前回のレーナードの件があったこと、そして大掛かりな呪文を使うことを考慮して、下絵を準備することにしたのだ。
自室の壁の一面を黒板に変えていた。
今はそこに色とりどりのチョークで絵を描いている所だ。
「えっと・・ここは、こうして・・」
決してお絵描きをして遊んでいる訳ではない。
だけど、この作業が楽しくなってしまっているのは間違いない。