神聖魔法団【下】
黎奈、黎奈・・・っ。
“瑠雲って本当に紳士!”
“黎兎より瑠雲が兄弟が良かった”
“瑠雲、もう大丈夫だよ”
いつも元気で喧嘩ばっかで。
その明るさに俺たちは救われていた。
だからこの笑顔を何が何でも守ろうって。
きっと誰もが思ってた。
だけど、守れなかった。
結局いつも俺たちが守られていて
なにも黎奈にできなくて・・・・。
自分の弱さが憎い。
こんな自分に腹が立つ。
死ぬのは黎奈じゃなくて俺だったら良かったのに。
あの時、黎兎を守ったのが俺だったら・・・!
何度後悔してももう遅い。
もう黎奈はいないんだ・・・。