神聖魔法団【下】
「ほう、中々やるガキだなぁ」
マルムの感心する声が聞こえた。
「涯、ここは風雅と瑠雲に任せよう」
「え?」
「風雅、勝ってこい」
「行って来い」
涯と雷が僕の方を見て、確かにそう言った。
「俺たちは何かあったとき援護する」
僕は2人に力強く頷くと瑠雲の方に向かった。
「瑠雲!風雅!
思う存分やってこい!」
後ろから安心する声が聞こえた。
瑠雲の隣に行き、マルムの方に向き直る。
「僕達2人が相手だ。
黎奈ちゃんを絶対助ける。」
マルムがニヤァと笑い、こっちに駆け出してきた。
戦いの始まり。