神聖魔法団【下】
涯side
今、俺の目の前で瑠雲が目を閉じた。
嘘だろ・・・・。
膝に力が入らなくなり、くずれ落ちる。
「瑠雲・・・?
いやだ、しっかりしてよ!!
目開けて!!
瑠雲!!!」
風雅がどれだけ叫んでも返事はない。
雷の方を見ると唇を強く噛んでいた。
手を強く握っているのか微かに震えている。
「瑠雲!
いやだよ!!お願いだから目開けてよ・・・。
ねぇ!」
風雅はずっと瑠雲に声をかけているがピクリとも動かない。
腹部から大量に血を流して倒れている瑠雲。
ついさっきまで生徒会室で楽しく話していた、
あの声と笑顔が嘘みたいだった。
「瑠雲!瑠雲!」
風雅の泣いた声につられて俺も涙が溢れた。
「る・・・く・・・っ」
そっと瑠雲の手を握った。
まだ温かった。