男だったら
上条高校が強豪校になれたのは過酷なトレーニングのおかげだ。
でもそのトレーニングで倒れる人も多く、男でも倒れるなら女は無理だというものだった。
武藤監督は私の体を心配して入部を断ったのだ。
その気遣いはすごく嬉しかったけど、私は野球がやりたいし、甲子園に行きたいから。
それから毎日のように武藤監督に頼みに行った。
その度に「ダメだ」と断られ続けて10日目。
「私、女ですけど、体力は男に負けないぐらいありますから。絶対に倒れたりしませんから。
私を野球部に入部させて下さい。お願いします!!」
頭をさげて頼むも
「……ダメだ」
武藤監督の答えはいつもと同じで、やっぱり女はダメなんだと諦めそうになっていると
「監督、入部させていいじゃないですか?」
でもそのトレーニングで倒れる人も多く、男でも倒れるなら女は無理だというものだった。
武藤監督は私の体を心配して入部を断ったのだ。
その気遣いはすごく嬉しかったけど、私は野球がやりたいし、甲子園に行きたいから。
それから毎日のように武藤監督に頼みに行った。
その度に「ダメだ」と断られ続けて10日目。
「私、女ですけど、体力は男に負けないぐらいありますから。絶対に倒れたりしませんから。
私を野球部に入部させて下さい。お願いします!!」
頭をさげて頼むも
「……ダメだ」
武藤監督の答えはいつもと同じで、やっぱり女はダメなんだと諦めそうになっていると
「監督、入部させていいじゃないですか?」