キミとの奇跡
な・・・
「だ、だい・・・じょう・・・ぶ・・・です」
「ごめんね」
そう言って去って行った。
私の心臓はバクバクいった。
なんだろう・・・この気持ち・・・。
か・・・かっこ・・・いい。
///わ、私はなんてことを言ってるの?!!!!!
胸が熱くなった。
漆黒の夜でも見るような黒い髪の毛、メガネの奥でかすかに光る綺麗な瞳、整った顔立ち、優しい声、180~190cmぐらいの高い背丈。
こんな気持ちになったのは初めてだと思う。
・・・/////////
私は9番に急いだ。
とにかくこの出来事から目を逸らしたいと思ったから。




この時はまだわかっていなかった・・・。

まさかこの私が彼に一目ぼれをしてしまったことに・・・。
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