専務が私を追ってくる!
おさむ帳は1ページ目を飛ばして、その裏の2ページ目から始まっている。
始まりのページに書かれていたのは、以下の通りだ。
◆最終目標「N市の高齢化防止」(10年以内目安)
・アーケード街の復興→若者向けショッピング施設へ
(現在シャッターばかり。かなりヤバい)
・若年ファミリー向け新興住宅地開発・マンション・アパート
(築20年以上の物件のリフォームなど含む)
・私立学校の誘致
(幼稚園、保育園を含む)
※自治体・自治会の協力が必須。だけど自治会長がかなり頑固。
※現存の施設での収益UP必須。人気のある企業の誘致。至急マーケティング。
◆直近目標「観光事業の確立」(2年以内目安)
・観光事業課から観光事業部へ
・旅行商品の開発
(日帰り・宿泊のバスツアー、夜行バス+ホテルなど)
・観光商品の開発
(グルメ・体験など。できるだけ現存の企業に任せる。要出資相談)
※旅行会社との提携必須
◆廃線候補の路線を守る
ただ、驚いた。
ヴィジョンが明確かつ壮大で、鳥肌が立った。
自分の会社のことだけでなく、生まれ育ったこの町への愛に溢れている。
私は修の外見に強く惹かれていた。
だけど、このノートを読んで、内面的な部分にも惹かれずにはいられなかった。