Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「これが紗月用の契約書だ」
「はい・・・」
「瀬川…彼女と少し二人で話がしたい」
「わかりました…私は2階の人事部に書類を届けて参ります」
瀬川さんは疾風の如く、社長室を出てしまった。
「瀬川が居なくなったのが、そんなに寂しいか?」
怜様は私の隣に座り込んで来る。肩が触れ合う至近距離で、鼓動が高鳴った。
「二人になったからって…近くに来ないで下さい…」
「子作りの猶予は半年間免除したが、妻としての義務は果たして貰う」
「妻の義務??」
「家事と掃除に洗濯、買い物、町内会の役員…そして俺の夜の相手」
怜様の色素の薄い瞳にはエロっぽい光が帯びる。
「はい・・・」
「瀬川…彼女と少し二人で話がしたい」
「わかりました…私は2階の人事部に書類を届けて参ります」
瀬川さんは疾風の如く、社長室を出てしまった。
「瀬川が居なくなったのが、そんなに寂しいか?」
怜様は私の隣に座り込んで来る。肩が触れ合う至近距離で、鼓動が高鳴った。
「二人になったからって…近くに来ないで下さい…」
「子作りの猶予は半年間免除したが、妻としての義務は果たして貰う」
「妻の義務??」
「家事と掃除に洗濯、買い物、町内会の役員…そして俺の夜の相手」
怜様の色素の薄い瞳にはエロっぽい光が帯びる。