Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「今でも、紗耶香から貰った四つ葉のクローバーの栞…大切に使っているよ」
「晴斗…」
「四つ葉のクローバーの花言葉知ってるか?『Be mine』…私のモノになって下さいだよ…紗耶香。中学生にしては実にストレートな愛情表現だな・・・」
晴斗はいじわるな目線を送って私を見つめる。
「そ、そうなの!?花言葉なんて知らなかったわよ・・・」
私の顔はみるみる赤くなって、思わず立ち止って顔を両手で覆ってしまった。
「ここが社長室だ。紗耶香」
「こんな赤い顔…怜に見せられるワケないでしょ!?」
「オフィスではなければ…このまま食べちゃいたいくらい可愛いな。紗耶香」
「晴斗っ!!?」
晴斗が実は意地悪な男だと10年目にして知ってしまった・・・
それでも、私は貴方をモノにしたかった。
そして、私も貴方のモノになりたかった。
END
「晴斗…」
「四つ葉のクローバーの花言葉知ってるか?『Be mine』…私のモノになって下さいだよ…紗耶香。中学生にしては実にストレートな愛情表現だな・・・」
晴斗はいじわるな目線を送って私を見つめる。
「そ、そうなの!?花言葉なんて知らなかったわよ・・・」
私の顔はみるみる赤くなって、思わず立ち止って顔を両手で覆ってしまった。
「ここが社長室だ。紗耶香」
「こんな赤い顔…怜に見せられるワケないでしょ!?」
「オフィスではなければ…このまま食べちゃいたいくらい可愛いな。紗耶香」
「晴斗っ!!?」
晴斗が実は意地悪な男だと10年目にして知ってしまった・・・
それでも、私は貴方をモノにしたかった。
そして、私も貴方のモノになりたかった。
END


