吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜



姿を変形させた闇はやがて竜巻と同等の大きさとなり、その形はまるで手そのものだった




竜巻目がけて闇の巨大な手が振り下ろされる
ドォーン!と音を立てた後、辺り一面に砂埃がまう




砂ぼこりが目に入らないように手で視界を隠す




「ごほっ、ごほっ...」




余りにも煙たすぎてその場で咳き込んでしまった




まさか魔法を唱えずに闇を生み出すことが出来るなんて誰が想像出来るだろうか?




まあ、これで一つだけはっきりとわかった
南雲君は闇の使い手、それもかなりの手練




この後に私は砂ぼこりを想定して事前に対処出来なかったことを後悔する羽目になる




何故なら目を開けた時にはもう既に南雲君の闇魔法...巨大な手が目の前にあったから



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