吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜


南雲君は少し戸惑いながらも
″僕でよければ″と言ってくれた



そうして今は学園案内をしてもらっている




「ここは図書室で、世界中から魔法書が取り入れられているんだ」




「…凄い沢山の本……」




上を見渡すと円形状に沢山の本が
敷き詰めされていて数は底をしれない



魔法書は全て揃っているとのことだから本当に凄いと思う




この学園には他にも、食堂・実験室・娯楽室などの色々な教室があった




案内をしてもらってる最中に何度か、
すれ違った生徒に避けられたのを思い出す




…いや、正確には
″南雲君が避けられた″と思う



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