Queen of the Night
「アルヴィス!
私だって頑張ったんだから!」


そう言うと、アルヴィスに近づくシェリー。


「うん。シェリーも頑張った。」


アルヴィスはシェリーの頭をなでる。

すると、満面の笑みを見せたシェリー。
そして何故かあたしを見る。


「よし、次の公演も頼むぞ、シェリー。」


レンとシェリーはチラシも配るが、本来はステージに立つ人たち。

あたしは、ビラ配専門。

それでいい。
人前に立つのは嫌だから。

と、思っていたのに。
< 39 / 88 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop