Queen of the Night
「あ、そうそう。
次の公演リディアにも出てもらうから。」


『…え?』


「は?」


「お姉さんも出るんだー!」


アルヴィスの言葉にあたしとシェリーは驚き、レンは喜んでいる。


「アルヴィス、何も出来ない子をステージに出すなんて!」


『…いきなり言われても困ります。』


「んー、言うの忘れてた。
それに出るっていっても俺のアシスタントとしてだし。」


アルヴィスはステージでは司会と手品をしている。
きっとアシスタントとは手品のことだろう。

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