Queen of the Night
『…そのままの意味です。』


あたしはそれ以上話さない。


「…ま、なんとかなるさ。」


アルヴィスはそれだけ言うと、後は何も聞いてこなかった。


「じゃ、早速練習するか!」


『へ?いや、あたしまだするなんて…』


「あ、これ決定なもんで。
諦めて。」


ニコッと笑うアルヴィス。


こうしてあたしは公演に出ることになった。


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