LB4

俺のベッドに寝転がっているだけでいっぱいいっぱいの彼女を、ゆっくり追い込んでいく。

彼女は一度も「やめて」とは言わなかったが、その代わりに何度かこう言った。

「なにこれ、ねえ、なにこれっ……!」

そういえば教室で、彼女は「セックス教えて」と俺に請うた。

教師としては、「これ」が何なのか、涙目で必死に知りたがっている彼女に教えてあげなければならない。

「それがイクってことなんじゃねーの?」

俺は女じゃないから、よくわからないけど。

というニュアンスを込めて。

再びそこに手を這わすと、

「ねえ、待って。ちょっと待って」

と腕を掴まれ止められてしまった。

「やめるか?」

「違う。そうじゃなくて……」

「何だ」

せっかくシャワーを浴びたのに汗だくになった江頭は、俺が着ているTシャツを強く引っ張った。

そして潤んだ目でしっかりと俺の顔を見つめ、懇願する。

「せんせーも脱いで」

そう言って掴んだTシャツの裾をグイグイ捲り上げる。

「うおっ」

そのままシャツを脱がされ、エアコンに冷やされた空気と女生徒に上半身をさらけ出した。

「せんせー、ヤバいね」

「どういう意味?」

彼女ははじめに俺の頬に触れて、スルスル指をあちらこちらへ滑らせる。

「首のこの辺とか、鎖骨のここのくぼみとか、あと肩のこの辺の影。それから腕のここ。おへそのこのあたりも、ヤバい。男の人の身体って、こうなってるんだ」

「だから、ヤバいってどういう意味だよ」

女子高生には、カワイイとキモいとヤバいしかボキャブラリーがないのか。

全裸で脚を開いている彼女がうっとりとした表情で言う。

「全部自分のものにしてしまいたい。もう、ひとつになることしか考えられない」

こいつは俺を煽る天才だ。

これでまだ処女なのだから末恐ろしい。

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