これが恋というものかしら?~眼鏡課長と甘い恋~【完】
「到着して伺うのもおかしな話なのですが、二宮さんオムライスはお好きですか?」

ハンドルに手をかけたまま尋ねられた。

「はい。好きです。ここは高浜さんおすすめのお店なのですか?」

「まぁ。はい。ではまいりましょう」

運転席から降りた高浜さんについで、私もあわてて外に出た。

先に歩き始めていた彼の後を追って、店内へと入る。

カウンターとテーブル席の店内はそう、広くはなくひとつ空いていたテーブルへと案内された。

クリーム色のテーブルクロスがかけられたふたりがけのテーブルに向かい合って座る。

すると年配の女性がお水とメニューを運んできてくれた。

高浜さんはそれを受け取って、私の方へとむけて開いてくれた。

「何を召し上がりますか?おすすめはオムライスですが、ここのものは何でもおいしいですよ」

年季の入った手書きのメニューには、ハンバーグやビーフシチューなどの洋食のメニューが並ぶ。
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