これが恋というものかしら?~眼鏡課長と甘い恋~【完】
「それに夕飯もまだです。よければご一緒してください」
右手中指で眼鏡のブリッジを上げながらほほ笑んだ。
「じゃあ私におごらせてください。今日のお礼です!」
「それは……あ、ではいいところに行きましょう」
何かを思いついたような高浜さんに続いて部屋を出てふたりで歩き始めた。
一日中天気がよかったせいで、変にジメジメしてない。
オフィス街なので、土曜日はお休みの会社が多い。いつもよりも人通りの少ない遊歩道をふたりで肩を並べて歩いた。
「こっちって、あの公園の近くですよね?」
「はい。よくわかりましたね」
どうしてそんな心底驚いたような顔をするんだろう?
あ……私、彼の中では方向音痴って思われてるのかも。まぁ実際そうなんだけど。
「あの、公園はちゃんと覚えてます。特別な場所ですからっ!」
高浜さんとクロと出会った私にとっては大切な場所。
彼と再会してから、その思いはどんどん強くなっていった。
横を見ると、なぜか高浜さんの耳が赤い気がした。
こぶしで口元をおさえて「コホン」と小さな咳払いをした。
右手中指で眼鏡のブリッジを上げながらほほ笑んだ。
「じゃあ私におごらせてください。今日のお礼です!」
「それは……あ、ではいいところに行きましょう」
何かを思いついたような高浜さんに続いて部屋を出てふたりで歩き始めた。
一日中天気がよかったせいで、変にジメジメしてない。
オフィス街なので、土曜日はお休みの会社が多い。いつもよりも人通りの少ない遊歩道をふたりで肩を並べて歩いた。
「こっちって、あの公園の近くですよね?」
「はい。よくわかりましたね」
どうしてそんな心底驚いたような顔をするんだろう?
あ……私、彼の中では方向音痴って思われてるのかも。まぁ実際そうなんだけど。
「あの、公園はちゃんと覚えてます。特別な場所ですからっ!」
高浜さんとクロと出会った私にとっては大切な場所。
彼と再会してから、その思いはどんどん強くなっていった。
横を見ると、なぜか高浜さんの耳が赤い気がした。
こぶしで口元をおさえて「コホン」と小さな咳払いをした。