神様修行はじめます! 其の四
鳥の足の爪には、いかにも豪華な装丁の巻物が。
それを手に取り、内容に目を通した彼が、船に向かってひざまずき頭を下げる。
すると周囲の里の人たちも、ならうように次々と地面にひざまづいた。
訳もわからず、とにかくあたしと浄火としま子も、ペタンとその場に座る。
「権田原当主が名代、遥峰でございます。かしこまって御受けいたします」
『ケーン!』と彫刻鳥が一声、高らかに鳴いた。
セバスチャンさんの言葉を待っていたかのようだった。
すると、長老が船から降りる用意をしてるのか、にわかに船上がざわつき始める。
セバスチャンさんが、その様子を見上げたまま話しかけてきた。
「天内のお嬢様、さあ、この間にジュエル様のお部屋へ」
「で、でも・・・・・・」
「心配はいりません。どうか、わたくしめにお任せを」
「・・・・・・はい」