社内恋愛なんて
心臓の音がドクドクと鳴っているのが聞こえた。
世界が一瞬にして変わったように感じた。
ぐらりと地上が回って、私は今別の世界にいるようだった。
本当の地球は地平線上で明と暗の二つの世界に分かれていたのかもしれない。
明と暗の世界は、全く同じように見えるけれど、そこはまったく別の世界。
ほんの数分前までは天国のような明るい世界にいたのに、地上が回ってしまったせいで、地獄のような暗い世界に迷い込んでしまったかのようだ。
目の前の見えるもの全てが、色褪せて見える。
何を見てもちっぽけに思える。
お風呂上りの日課だったハーブティ。
何がハーブティだ。
呑気なものだ。
婚約者に裏切られていたとも知らずに。
涙は不思議と零れなかった。
ただ、身体の震えが止まらない。
息が苦しくて、何度も深呼吸するけれど上手く酸素を吸い込めなかった。
「みあ~、俺スマホどこ置いたっけ?」
お風呂上りの守が、呑気な様子で部屋に戻ってきた。
世界が一瞬にして変わったように感じた。
ぐらりと地上が回って、私は今別の世界にいるようだった。
本当の地球は地平線上で明と暗の二つの世界に分かれていたのかもしれない。
明と暗の世界は、全く同じように見えるけれど、そこはまったく別の世界。
ほんの数分前までは天国のような明るい世界にいたのに、地上が回ってしまったせいで、地獄のような暗い世界に迷い込んでしまったかのようだ。
目の前の見えるもの全てが、色褪せて見える。
何を見てもちっぽけに思える。
お風呂上りの日課だったハーブティ。
何がハーブティだ。
呑気なものだ。
婚約者に裏切られていたとも知らずに。
涙は不思議と零れなかった。
ただ、身体の震えが止まらない。
息が苦しくて、何度も深呼吸するけれど上手く酸素を吸い込めなかった。
「みあ~、俺スマホどこ置いたっけ?」
お風呂上りの守が、呑気な様子で部屋に戻ってきた。