契りのかたに君を想ふ
その頃、屯所ではーーーー…。
スパンッ
沖田「絵美が誘拐されました!」
土方「何!?お前がいたのにも関わらず何故だ!!!!!」
ドタドタドタドタドタドタ
幹部「何事だ!!!」
土方の怒号を聞いた幹部達が走ってきた。
沖田「買い物を終えて屯所へ帰ろうとした時におよそ20人の長州浪士に囲まれました。奴等は全て絵美と片付けましたが私が振り向いた時にはもう既に絵美の姿は…」
土方「長州の奴等はずっと絵美を狙っていたんだ。それはお前も分かっていたはずだ。何故油断した」
沖田「すいません」
土方「それは理由になってねえんだよっっっっ!!!!」
ガンッッッッッッッ!!!
土方に思い切り殴られた沖田は庭まで吹っ飛んだ。
原田「落ち着けよ土方さん!!!」
斎藤「副長、隊士達が見ています」
井上「総司、大丈夫か?」
永倉「立てるか?」
土方を止めるのは原田、斎藤。
殴られた沖田を助けるのは井上と永倉。
近藤「一体これは何の騒ぎだ!!!!!!」
遅れて来た近藤は何故土方が羽交い締めにされているのかも、沖田が殴られた理由も知らない。
土方「お前は絵美が二条城に行っている間…どれだけ屯所が静かだったか覚えているだろ。またああなるんだぞ」
沖田「……っ……」
近藤「何がどうなっているんだ!!誰か説明しろ!!!!」
近藤はそう言うと土方と沖田を引きずって自身の部屋へ戻った。
藤堂「絵美……」
原田「こりゃ只事じゃねえな」