毒舌紳士に攻略されて
「あっ!でも変に気負わないでね。大切なのはめぐみちゃんの気持ちだから」
「あぁ。遠慮せずに無理だったら無理と言ってくれていい」
ふたりに微笑まれ、つられるように笑顔を返すものの、私のいまの顔……絶対に引きつっているよ。
返事を返す代わりに笑ってみせるものの、この後どうしたらいいのか分からない。
だって坂井君に肩を抱かれたままの状態で「無理です」と言っても説得力ないし。なにより言える雰囲気ではない。
外堀からしっかりと固め、丸め込まれてしまいそうだ。
だけどそんな外堀を崩して助けてくれたのは、意外にも坂井君だった。
「おい、やめろよな。そうやって佐藤にプレッシャーを与えるのは。ふたりしてそんなこと言ったら困るだろ?」
坂井君……。
さっきまでは丸め込むみたいに言っていたというのに、今度は紳士的に助けてくれた。
ついジンとしてしまっていると、肩に回されていた腕がゆっくりと解かれていく。
だけど至近距離なのは変わらずで、誰もが惚れ惚れしてしまいそうな笑顔で微笑まれた瞬間、不覚にもキュンとさせられてしまった。
「あぁ。遠慮せずに無理だったら無理と言ってくれていい」
ふたりに微笑まれ、つられるように笑顔を返すものの、私のいまの顔……絶対に引きつっているよ。
返事を返す代わりに笑ってみせるものの、この後どうしたらいいのか分からない。
だって坂井君に肩を抱かれたままの状態で「無理です」と言っても説得力ないし。なにより言える雰囲気ではない。
外堀からしっかりと固め、丸め込まれてしまいそうだ。
だけどそんな外堀を崩して助けてくれたのは、意外にも坂井君だった。
「おい、やめろよな。そうやって佐藤にプレッシャーを与えるのは。ふたりしてそんなこと言ったら困るだろ?」
坂井君……。
さっきまでは丸め込むみたいに言っていたというのに、今度は紳士的に助けてくれた。
ついジンとしてしまっていると、肩に回されていた腕がゆっくりと解かれていく。
だけど至近距離なのは変わらずで、誰もが惚れ惚れしてしまいそうな笑顔で微笑まれた瞬間、不覚にもキュンとさせられてしまった。