毒舌紳士に攻略されて
だけど付き合い始めた今、冷静に考えるとあんな物を渡さずに済んでよかったかもしれないとも思う。
どうも気持ちばかりが先走ってしまうんだよな。
「嫁になれ」発言も、勝手に実家に連れてきたことも、散々親父や母ちゃんに責められたし。
でも、どうしても形として早くめぐみに渡したかったんだ――……。
「元気、めぐみちゃんからチョコ貰ったんだって?」
「は?」
あれから帰宅した親父も一緒に三人で夕食を取り、母ちゃんが焼いてくれたチーズケーキを珈琲と共に食べている時、なんの前触れもなく親父がニヤニヤしながら聞いてきた。
すぐに母ちゃんを睨むものの、全く動じる様子も見せず、逆に親父同様ニヤニヤしながら珈琲を啜っていた。
「まぁ、貰えたことはいいとしても、せっかくのバレンタインの日だっつーのに、彼女をそのまま帰すなんて男としては失格だぞ?」
「はぁ?なに言ってるんだよ」
そもそも息子に言うような言葉か?それ。
どうも気持ちばかりが先走ってしまうんだよな。
「嫁になれ」発言も、勝手に実家に連れてきたことも、散々親父や母ちゃんに責められたし。
でも、どうしても形として早くめぐみに渡したかったんだ――……。
「元気、めぐみちゃんからチョコ貰ったんだって?」
「は?」
あれから帰宅した親父も一緒に三人で夕食を取り、母ちゃんが焼いてくれたチーズケーキを珈琲と共に食べている時、なんの前触れもなく親父がニヤニヤしながら聞いてきた。
すぐに母ちゃんを睨むものの、全く動じる様子も見せず、逆に親父同様ニヤニヤしながら珈琲を啜っていた。
「まぁ、貰えたことはいいとしても、せっかくのバレンタインの日だっつーのに、彼女をそのまま帰すなんて男としては失格だぞ?」
「はぁ?なに言ってるんだよ」
そもそも息子に言うような言葉か?それ。