強がりウサギの不器用な恋

「あ、これ美味しそう~。」


ふと目について手に取ったのは、チョコの中にフリーズドライの苺が入っているタイプのもので。

パッケージに描かれていた写真が、とても美味しそうに見えて惚れてしまった。

しかもきちんと箱に入っているから、お土産として手渡しやすい。


「これにします。」

「女が好みそうなチョコだな。」


その箱を3つほど手に取ると、海藤さんがやんわりと笑っていた。
そうですよ。女はチョコ好きなんですよ。


「大林たちには、これでいいんじゃないのか?」


どこから持ってきたのか、海藤さんがスナック菓子の袋を手にしていて。


「ほら、これぞマレーシアって感じだろ?」


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