強がりウサギの不器用な恋
「なんか……赤い模様みたいなのが、チラチラ透けて見えんだよな。」
と、何を臆することもなく堂々と私の胸あたりをじーっと見てくるこの変態男は、完全に透視でもするつもりなのか……。
いや……パーカーの生地が薄いから、上から少し透けて見えている。
着ているビキニの柄がハイビスカスで、その赤なのだろう。
大学時代に一度着たきりのビキニ……
私はビーチやプールで遊ぶようなキャラじゃないから、それから一度も水着は着ていないし、他の水着も持っていない。
「ここまで来て、水着にならないのはおかしいだろ。脱いで開放的になれって。」
「開放的じゃなくても全然いいですから。」
「自分で脱げ無いなら、俺が脱がしてやろうか?」
「けっこうですよ! うわっ、もう、何するんですか!!」