強がりウサギの不器用な恋
「煽ってませんけど、私に女としての魅力がないのは事実ですよ。」
私は昔から、男の人の前でわざと可愛い仕草をして見せたり……そういう器用なことが出来ない。
素で居たところで、守ってあげたくなるタイプでもない。
とっつきにくいのか、強い女だと思われて、誰からも相手にされない。
女としての魅力はゼロ。
………それが私だ。
「お前それ、マジで言ってんの?」
キュッと眉根を寄せ、いつもより低い声色でそう詰め寄られる。
何故かその雰囲気が少々怖くて、息を飲んだ。