強がりウサギの不器用な恋

「煽ってませんけど、私に女としての魅力がないのは事実ですよ。」


私は昔から、男の人の前でわざと可愛い仕草をして見せたり……そういう器用なことが出来ない。

素で居たところで、守ってあげたくなるタイプでもない。


とっつきにくいのか、強い女だと思われて、誰からも相手にされない。

女としての魅力はゼロ。

………それが私だ。



「お前それ、マジで言ってんの?」


キュッと眉根を寄せ、いつもより低い声色でそう詰め寄られる。

何故かその雰囲気が少々怖くて、息を飲んだ。


< 177 / 404 >

この作品をシェア

pagetop