強がりウサギの不器用な恋

2つのマグカップにコーヒーを注ぎ、1つを荒々しく社長のデスクに置きながら睨みをきかせる。

だけど楽しそうに細まった社長の瞳は、仕事モードには戻らない。



「ビキニ? ビキニ?」

「何で今、二回言ったんです?」

「写真とかないのか?」

「そんなもん、ありませんよ!!」


スタイルに自信があるわけでも、ナルシストなわけでもないのに。

わざわざ水着姿の写真を自分の携帯なんかで撮るわけがない。

私って、そういうキャラじゃないでしょ。
わかりなさいよ、鈍感社長め!!



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