強がりウサギの不器用な恋
うちが商品管理を委託している業者の倉庫に、昨日海外から船便で商品が入庫している。
今日はうちの大口の得意先のショップへ、その一部を配達する予定になっていて。
西田くんが倉庫に行ってくれる予定になっていたけれど、配達先のショップが2店舗あったから、大変だろうと思って大林くんがペルプに向かったようだ。
「社長、すみません。
向こうの事務所に行こうとしてたのに、行けなくさせてしまって…。」
私が銀行に行くのを忘れずに、もっと早く用を済ませていれば、社長はボランティア事務所にもっと早く行けただろうと思う。
足止めしたのは間違いなく私だ。
「いいよ、別に。
向こうはいつ行ってもいいから。今日はこっちが終わってから行く。」
確かに、向こうは社長が居なくとも、普段はどうってことはないらしい。
急な用事があれば、携帯に電話がかかってくるし。