「お前は俺のモノ」【完結】
「…今日、練習来るよな?」
「あ、そっか。練習。…うん、行く」
「よかった。ライブ来れないかと思ったよ。
まだ二人には話してなかったからさ。
俺は代打のボーカルとか、考えてなかったし」
「必ず、ライブも行く」
「よかった。多恵以外に俺の歌うたって欲しくないし」
「うん」
「じゃ、する事ないし、それまで練習でもしておくか?」
「いいね」
やっと、素直な気持ちで笑えた気がする。
それから、葵兄がパソコンで歌を流してくれて、それに合わせて私が歌う。
歌うのってこんなに楽しかったんだって、再確認した。
葵兄のお陰だ。