「お前は俺のモノ」【完結】
「うん。葵兄の作る曲、私好き」

「……そっか、よかった」


はにかむ葵兄に、胸が温かくなった。

それから、また歌をうたってると葵兄が時計を見て話す。


「多恵、腹は減った?」

「ううん、別に」

「うっそ。つか、お前痩せた?」

「そんな事ないよ」

「いや、俺の目は誤魔化せない。絶対痩せた」

「あはは、何それ」

「ま、いいや。俺腹減ったし、飯食いに行くか」

「うん」
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