「お前は俺のモノ」【完結】
風呂から出た彼が上半身裸のまま寝室へと入って来て、思わず顔を背けた。


さっきまで何度も抱き合ってたのに。
髪の毛が濡れている彼は、何度見ても色気があり過ぎて心臓がもたない。



「…何、顔背けてんの?」



クローゼットに手をかけていた彼が私に気付くと、こっちに向かって来て私の顔を掴む。
ぐいっと強引に彼の方を向かされる。


そこには口角を上げてニヤッと笑う彼。




「さっきまで俺が欲しいって言ってたくせにな?」

「……っ」



近くにある彼の肌も相まって、一気に顔が上気する。
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