その光を、追いかけて。
そして、約束した。
生きること、優しくすること、仁葉のためになりそうなことをたくさん。
『仁葉が中学生になったら、……付き合って』
そう言った仁葉に、僕は頷いた。
笑って了承したんだ。
子どもの頃にしたのとは違うとわかっていた。
だけど、きっとなかったことになると思ったんだ。
仁葉はまだ小学生で、僕よりずっと子どもで。
だからってうそだと思っていたわけじゃなかったけど、中学生になったら気持ちは変わるだろうと。
なのに約束したのは、仁葉があの瞬間に笑ってくれると思ったから。
そして、僕のわがままだったんだ。
君を、僕との約束で縛りたいと……思ってしまった。