「私は貴方のモノ」【完結】


そんな自分の気持ちを隠す様に、タエにちゅっと一度キスをする。

一瞬にして染まる頬。
目をパチパチとさせて、タエは辺りを見渡していた。



「何恥ずかしがってんの?」

「…外は恥ずかしいです」

「ふうん。中ならいいの?」

「!!違います、そうじゃなくって」

「あーあ、さっきよりも赤くなって。
おっかしー奴」



まあ、どっちにしたって拒否なんてさせないけど?
恥ずかしい?
それじゃあ、尚更外でしたくなるじゃん。


羞恥で真っ赤になるタエを見て、何かが満たされて行く。


さっきの、違和感を拭う様に俺はケラケラと笑った。



ぴったりとタエの体を自分にくっつけると、俺は構内を歩く。
目の前から俺に気付き、声をかけて来る奴らがわんさか。

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