素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「橘部長、お呼びでしょうか?」

「あ……いや……」




橘部長は気まずそうに私から顔を逸らす。


ん……?
どうしたんだろう……?




「……ぷ……プレゼン資料は出来たか?」




いやに焦りながら言う橘部長に疑問を持ちながらも首を横に振る。




「いえ、まだです」

「そ……そうか、じゃあ続きを頼む」

「は……はぁ……」




私は頷き自分のデスクに戻る。



橘部長はいったい何だったんだろう?
なんか少し不機嫌そうだったし……。
早く資料を完成させないと怒られるかも……。
私はパソコンと向き合う。




「な……夏香!直しておいたからな!」

「あ、うん。ありがとう!!」

「お……おう」




ん……?
何か大樹顔が紅かった気が……。
気のせいかな?


私は気になりながらも手を動かす。


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